マスカーニ:”歌劇「友人フリッツ」間奏曲”

 ピエトロ・マスカーニ(1863~1945)、イタリア人。

彼はオペラ「カバレリア・ルスチカーナ」でその名を世界的に

高めた。しかし、マスカーニには、その他に「友人フリッツ」と

「イリス」しか見るべき作品はないとされている。

 また、小生のオペラ関連本においてもマスカーニに関する作曲家

としての情報は少ないし、「友人フリッツ」についても僅かであった。

 CD解説書によれば、”アルザスの田園を背景にした農業主

フリッツの結婚話をめぐり、ジプシー娘や村娘スゼルとの恋の

いきさつ”が物語られている、としている。また、マンガ「オペラ」の

見方では、”牧歌的な抒情劇”と評している。

 この”「友人フリッツ」間奏曲”のテレビ、ラジオや演奏会で取り上げ

られたことは少ない。小生にとっては、この曲の最初の部分は雷に

打たれたように感じるくらい衝撃的であった。大事件勃発の導入

から、その後のロマンチックで優雅なメロディは印象的過ぎる。

後半の穏やかな美しい旋律の流れに哀愁めいた雰囲気も漂わせて

いて陶酔に似た感覚に捉われるのである。

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